審判講習会開催

メジャーリーグの審判が日本にやってくる！12月20日〜23日東京の明治外苑にて、現役メジャーリーグ審判による審判講習会が行われます。参加費は5万円とかなり値がはるのですがひろは行くことにしました。絶対に自分のためになると思うし、行くだけの価値は絶対にあると思う。自分への挑戦という意味でもいってまいります。

内容は、
?投球判定に必要な正しいメカニック・目の動き
?「ストライク・ボール」「セーフ・アウト」などのコールの仕方
?ユニフォーム着用のコツや用具の身につけ方
?二人制の連携1）正しい責任分担
　　　　　　　2）スタートするポジション
　　　　　　　3）打球によった球審・塁審のコンビネーション
　　　　　　　4）サインの種類と出すタイミング・出し方
　　　　　　　5）発声による球審と塁審の連携
?抗議に対する対処の仕方
?ルールブックに準じたルール講座（教室。翻訳付き）
?マイナーリーグ審判員による多くのデモンストレーション
?質問コーナー

と多種多彩。この内容は、アメリカの審判学校で行う内容ともほぼ類似しています。アメリカの審判学校では本当に基礎の基礎から始まって、5週間みっちりしごかれます。今回の講習会では、日程は3日間と短いですが、さわりだけでも本場の審判が体験できるのではないかと思っています。

この講習会、私はできれば多くの野球の審判をやっている方に参加してほしいと思っています。趣味でやっている方ももちろんですが、私は野球の各連盟の審判員の方に是非とも参加してほしいと思っています。この講習会の最大の意義は『2人制』というところにあると思います。

アメリカの審判学校ではまず2人制から指導が始まります。この2人制の審判の動きこそまさに4人制の動きの基礎になるのです。私は、現在千葉審判協会というところで2人制の動き自体はやっていますが、2人制でも審判は十分にできますしそしてすごくやりがいがあります。そして、2人制の動きをやった後に4人制の動きをやると臨機応変にとてもスピーディーに動けます。この動きを知ってこそ、4人制があるというのが私の考えです。

今の日本の野球の審判スタイルは4人制が当たり前という風潮が結構強いので、2人制に違和感を覚える人もいます。それはそれでいいのかもしれませんが、4人制の基礎は2人制にあるということは事実です。これが審判の基礎の基礎なのです。なので、ぜひとも2人制を試すいい機会です。ほかの講習内容もこれからの審判活動に伴って、やくにたつものばかりでしょう。?の抗議に対する対処の仕方なんかは、普段の講習会ではまずやらないだろうし、勉強になると思います。

野球の審判員の皆さん。是非とも講習会に参加してみませんか？いろいろといいところを吸収しましょう。